偉風堂々~舞自慢~
     

私にとっての機織り

奥深い機織りに魅せられ日本の伝統文化の技と楽しさを伝えるため自ら織物教室を開く。

プロフィール

別所 三子

1941年10月18日
島根県雲南市生まれ
1996年~
機織り教室へ通う
2001年
機織り教室を開く
interview

子供の頃、お母さんが持っていた染め織の着物を見て、いつか自分で織ってみたいと思っていた。そして「50歳を過ぎたら自分の好きなことをしよう。」そう心に決め、平成8年より週2回、働きながら5年間かけ技術を習得した。

現在では、コースターから着物の反物(着尺)、タペストリーやストールなど様々な織物を創り出し、更に日本の伝統文化の技と楽しさを地元の交流センターや自宅で生徒さんへ指導している。ただ、喜んでもらいたい、何かをしてあげたいという想いで。

機織りの魅力はその奥深さ。アイディア次第で幾多もの作品が生まれる。 各工程にそれぞれのこだわりがある。
実際には織り始める前の過程にとても時間がかかる。
糸を仕入れ、染めの作業は一朝一夕にはいかず、数日かかることも。 優しい色合いから鮮やかな色まで同じ素材でも、媒染液によって全く違う染め糸になる。
柿渋や赤米、蕎麦殻などの植物を使って自ら糸を染める工程では素材からは想像できない色に染め上がることも多く、いつも頭の中は身の回りにあるものでどんな色に染まるか考えていて他に余計なことを考える隙がないほど。
自分のアイディアを全て手作業でするからこそ、柔らかなグラデーションと味わい深い色合いとなる。そして縦と横、一本ずつの糸を丁寧に織りあげ、完成したときの達成感ともいえる喜びは言葉では言い尽くせないものがある。

二つとない作品は素材へのこだわりから生まれる。

織物は大変、でもそれは苦ではなく楽しみの一つ。そして、一生続けていきたい夢。
これから様々な作品を創り、いつか個展を開きたい。
たくさんの方にみてもらい、機織りの素晴らしさ、美しさを感じてもらいたい。

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